民泊収入の確定申告のやり方:初めてでもわかる手順を解説

「民泊を始めて初めて確定申告が必要になった。何から始めればいいのかわからない。会社員でも確定申告が必要なの?どうやって手続きすればいい?」

民泊で収入を得た場合、一定の条件を満たすと確定申告が必要になります。初めての方でも手順を理解すれば、あまり難しいものではありません。申告の流れと必要な準備について、具体的に解説します。

確定申告が必要かどうかの判断

会社員の場合:年間20万円超の民泊収入があれば申告が必要

会社員など給与所得がある方の場合、給与所得以外の所得(民泊収入から経費を引いた所得)が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下であれば申告不要ですが、住民税の申告は別途必要になる場合があります。

自営業・フリーランスの場合:原則として全員申告が必要

本業でも自営業・フリーランスとして確定申告をしている方は、民泊収入の多寡にかかわらず、民泊分の収入・経費も合わせて申告する必要があります。

確定申告の準備

収入と経費を正確に記録・集計する

申告の精度を高めるためには、年間を通じて収入・経費を日々記録しておくことが重要です。OTAの管理画面から収入の明細をダウンロードし、経費の領収書・領収データを整理しておきましょう。

  • 収入の記録:OTAの管理画面から年間の売上明細(手数料控除前・後)をダウンロードしておく
  • 経費の記録:領収書・クレジットカードの明細を整理し、費目ごとに分類しておく
  • 会計ソフトの活用:freee・マネーフォワードなどのクラウド会計ソフトを使うと、記録・集計が格段に楽になる

確定申告の手順

ステップ①:申告方法を選ぶ(白色申告か青色申告か)

初めての方は白色申告から始めるケースが多いですが、事業所得として申告する場合は青色申告が節税面で有利です。青色申告を行うには、事前に「青色申告承認申請書」を税務署に提出しておく必要があります(原則として申告する年の3月15日まで)。

ステップ②:申告書を作成する

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」(e-Tax)を使えば、画面の指示に従って必要事項を入力するだけで申告書が完成します。マイナンバーカードとスマートフォンがあれば、自宅からオンラインで申告まで完結できます。

ステップ③:申告期限を守る

確定申告の期限は、原則として翌年の2月16日から3月15日です。期限内に申告・納税を完了させてください。期限を過ぎると、無申告加算税・延滞税が発生する可能性があります。

初めての申告で特に注意すべきこと

初年度は経費の計上漏れが起きやすく、逆に本来経費にならないものを計上してしまうミスも多いです。不安な場合は、税理士に申告書の作成を依頼することで、ミスなく適正な申告ができます。

まとめ

  • 会社員の場合、民泊の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要
  • 年間を通じて収入・経費を記録しておくことが正確な申告の前提
  • e-Taxを使えば自宅から申告書の作成・提出まで完結できる
  • 青色申告は事前申請が必要だが最大65万円の特別控除など節税メリットが大きい

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