「オートロック付きのマンションで民泊をしたい。でもゲストが共用部のオートロックを通れないから、鍵の受け渡しが毎回大変。何かいい方法はないの?」
オートロック付きマンションでの民泊運営において、共用部への入室と部屋の鍵受け渡しは大きな課題です。毎回対面での鍵渡しは運営効率を下げ、深夜チェックインにも対応できません。
本記事では、オートロック付きマンションでの鍵受け渡し問題を解決する3つの方法を解説します。
オートロック付きマンションで民泊が難しい理由
2つの鍵問題が発生する
オートロック付きマンションで民泊を運営する場合、以下の2段階の鍵問題が生じます。
- ①共用部のオートロック:エントランスのオートロックをゲストが通過できない
- ②部屋の鍵:部屋のドアの鍵をゲストに渡す方法が必要
この2つの問題を同時に解決する必要があります。
解決策①:キーボックスの設置
共用部近くにキーボックスを設置する方法
最もシンプルな方法は、エントランス付近や駐車場など共用部に設置できる場所にキーボックスを取り付け、部屋の鍵を収納しておく方法です。ゲストには事前に暗証番号を伝え、自分でキーボックスから鍵を取り出してもらいます。
- 費用:キーボックス本体3,000〜15,000円程度
- メリット:低コストで導入できる。設置工事不要
- デメリット:管理組合の許可が必要な場合がある。見た目が目立つ
キーボックス設置時の注意点
- 管理組合に設置の許可を事前に得る
- 共用部への固定は管理規約を確認する
- 設置場所は防犯カメラの死角にならない場所を選ぶ
- 暗証番号はゲストごとに変更する
解決策②:スマートロック+オートロック連動システム
テクノロジーで2つの鍵問題を同時解決
スマートロックとオートロックを連動させるシステムを導入することで、ゲストがスマートフォンやQRコードで共用部とお部屋の両方に入れるようになります。
- ACALL(アコール):マンションのオートロックと部屋のスマートロックを連動させるシステム。ゲストがQRコードをかざすだけで入室できる
- RemoteLOCK:オートロック対応モデルがあり、OTAと連携した暗証番号管理が可能
- 費用:初期費用50,000〜200,000円程度+月額利用料
- メリット:完全非対面のスムーズなチェックインが実現できる
- デメリット:初期費用が高い。マンションの設備によっては導入できない場合がある
解決策③:対面チェックインの効率化
どうしても非対面が難しい場合
物件の構造上、非対面でのチェックインが難しい場合は、対面チェックインを効率化する方法を検討します。
- チェックイン代行サービスの利用:民泊代行業者にチェックイン対応を委託する(費用の目安:1回1,000〜3,000円)
- チェックイン時間帯の限定:「チェックインは15時〜21時のみ」などと限定することで、対面対応の負担を軽減する
- 近隣在住のスタッフを確保:物件近くに住む人を鍵渡し担当として雇用する
管理組合への対応が最重要
事前許可なしに設備を設置しない
オートロック付きマンションで民泊を運営する場合、共用部への設備設置やオートロックシステムの変更は、必ず管理組合の許可を得てから行ってください。無断で設置・変更を行うと、管理規約違反として撤去を求められるリスクがあります。
- 管理組合に民泊運営の意向を事前に伝える
- キーボックス・スマートロックシステムの設置許可を申請する
- 管理規約に民泊禁止の記載がないか確認する
まとめ
オートロック付きマンションの鍵受け渡し問題は、キーボックス・スマートロック連動システム・対面チェックインの効率化という3つの方法で解決できます。コストと運営効率のバランスを考えて最適な方法を選びましょう。
- キーボックスはコストが低く手軽に導入できる
- スマートロック連動システムで完全非対面チェックインが実現できる
- 管理組合への事前許可取得が最重要
- 物件の構造・管理規約を確認した上で最適な方法を選ぶ
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